春野茶連のこと
About Haruno-charen
春野茶連のこと
About Haruno-charen
鎌倉時代にはじまり、明治から茶業が盛んに行われてきた、静岡県浜松市天竜区春野町。
この度、春野茶の味わいと文化を信じてやまない春野町の杉、砂川、熊切の地域で茶をつくる農家と、デザインや編集、料理などの専門家が「春野茶連」として集いました。
地域や性別、専門性、茶閥を超えて、これまでにない視点を自由に受け入れながら、新たな茶や茶器の開発、イベント企画などに取り組み、お茶の新しい楽しみ方を煎じて参ります。
Haruno Town, Tenryu Ward, Hamamatsu City, Shizuoka Prefecture, is a town where the tea industry has flourished since the Meiji period, with roots in the area.
Tea farmers from the Sugi, Sunagawa, and Kumakiri areas of Haruno Town, who are committed to the taste and culture of Haruno tea, and experts in design, editing, and cooking, have come together as the “Haruno Tea Association.”
Transcending region, gender, specialty, and tea clique, we freely embrace new perspectives and work on developing new teas and tea utensils, planning events, and creating new ways to enjoy tea.
チーム
Team
09
中谷友亮 / Yusuke Nakatani
代表
09
西村紀彦 / Norihiko Nishimura
ディレクター
自社ブランド<包商店><STADIO CALM>など空間デザインからプロダクトデザインまでを
プロデュースするアートディレクター。現在は天竜二俣を拠点に活動をする。
09
中谷英明 / Hideaki Nakatani
経営戦略
25年ほど大手飲食チェーン店のミスタードーナツのフランチャイズ会社にて勤務後、独立して浜松にある
複数のミスタードーナツを経営。現在はクラシックカーディーラーとして車カルチャーの発展を活動している。
09
西村紀彦 / Norihiko Nishimura
ディレクター
自社ブランド<包商店><STADIO CALM>など空間デザインからプロダクトデザインまでを
プロデュースするアートディレクター。現在は天竜二俣を拠点に活動をする。
09
柳瀨武彦 / Takehiko Yanase
クリエイティブディレクター/編集
東京都練馬区生まれ、埼玉県小川町在住。早稲田大学スポーツ科学部在学中に貧乏旅行に明け暮れ、広告会社では過勤を楽しみ、独立。趣味は移動と運動と音楽。小川町では喫茶「PEOPLE」本屋「BOTABOOKS」も営む。天パ。
09
村社美紗子 / Misako Murakoshi
プロジェクトマネジメント
三重県生まれ。京都市立芸術大学美術学部卒業。小劇場THEATREE9 KYOTOの立上げに参画し、2019年開館時より幅広く制作業務を担当。2022年よりプロジェクトマネジメント業を行う。猫を愛で、お酒を飲み、占いをする。
09
宮下ヨシヲ / Yosio Miyashita
グラフィックデザイナー
愛知県生まれ。英米インディーミュージックに傾倒し、学生の頃より音楽ライターを始め、音楽誌に参加する。自ら雑誌制作の全ての行程に関わりたいとデザインを学ぶ。出版社、デザイン事務所を経て、2008年サイフォン グラフィカ設立。2013年浜松に事務所を移転。
MdNデザイナーズファイル2018〜2021掲載。
愛知大学メディア芸術専攻 非常勤講師
01
中小路園 / Yoshihisa Nakakouji
茶農家
春野町生まれ。静岡県立農業経営高等学校卒業後に就農。共同工場・農業組合法人はるの逸究園を設立。
一番茶を使用し、毎年変化する茶葉の状態にあわせて火入れしたほうじ茶は香りが強く、口の中に落ち着いた味わいが広がります。
02
栗崎園 / Takashi Kurisaki
茶農家
国立野菜茶業試験場にて2年間にわたり茶の専門知識と技術を学んだ後に家業を継いだ4代目。
バランスのよい旨みと渋みの先にある心地良い余韻が特長。少し冷ましたお湯でじっくり淹れるのが標準ですが、淹れ方次第で様々な表情が楽しめます。
03
井口園 / Kazuhiko Iguchi
茶農家
大量生産品にはない、少量ながら個性豊かな山のお茶を生産。
早くから有機・減農薬などの環境保全型栽培に積極的に取り組んできた熊切川流域で育まれた希少なお茶・熊切茶。キリっとした渋みの後に、しっかりとした奥深い味わいが特長です。
04
福岡園 / Noboru Fukuoka
茶農家
1989年に茶農家に。
製法は深蒸しで、お湯を冷まさずに淹れても、渋味や苦味があまり出ず、甘味を感じます。一煎目は甘味、ニ、三煎目は苦味、渋味が徐々に出てきます。煎が効くため、四、五煎目以降も味わえます。
05
増田行雄 / Yukio Masuda
茶農家
春野生まれ春野育ち。お茶と椎茸を育てている。
煎茶と棒茶を5割ずつの割合でブレンド。お茶の美味しさに加えて、棒の香りと甘さを合わせて楽しめます。夏には冷茶、冬には熱いお茶の香ばしさが引き立ちます。
06
山下太一郎 / Taichirou Yamashita
茶農家
春野生まれ春野育ち。50年以上狩猟を行い、原木椎茸づくりにも勤しむ。標高650mの春野町・高杉地域は、森林と清流、そして肥沃な土壌が揃ったお茶の栽培に適した土地。透明感のある温和で濃厚な味わいが特長です。
07
マルセン砂川共同製茶組合 / Marusen Isagawa
茶農家
目指しているのは「美味しい!」そして「安心安全」。農薬も化学肥料も一切使用せず丹精込めて作った山のお茶です。
有機栽培の一番茶を収穫した、うま味成分も多い上質な後味の中蒸し煎茶です。
08
うの茶園 / Daisuke Uno
茶農家
2009年に春野町へ移住し、家族一丸で農薬不使用・有機質肥料でお茶を栽培。
お湯を注いだ瞬間の華やかな香りと口全体に広がる甘味、口に残る心地よい余韻が特長。「日本茶アワード2024,2025」で烏龍茶部門・プラチナ賞を受賞。
09
茶空民 / Yoshiaki Yamamoto
茶農家
2011年に春野町に移住し、県下一の有機茶の産地である砂川地区で2013年に就農。
有機JAS認証を受け、オーガニックのお茶を栽培。オリジナルブレンドの紅茶は香り高く、冷めても美味しい、渋みを抑えた発酵仕上げです。